今日は実際トレードを継続していて結果を出している方に共通している基本を4つ紹介するよ。
4つ!これは気になるね!
うん、どれも基本的な事柄なんだけど、色々と話を聞いているとこれらの事を全て、またはいずれかをやっているトレーダーさんが多い。キーワードは「固定する」って事。参考にしてね。
この4つの基本を守るだけで必ず勝てるわけではありませんが、適当にトレードをするのと比べて負けは確実に減ります。
参考にしてください。
トレードする時間を固定する
これはそのままですが、「トレードを行う時間を固定する」という事です。
バイナリーオプションは、いつでもどこでも。
好きな時にトレードができる、というところが魅力の1つでうたい文句になっています。
私自身も隙間の時間にトレードができるというところに強い魅力を持って始めました。
ただ、最初のうちはというか、収支が安定してくるまではこの「トレードの時間を固定する」事をおすすめします。
理由は、
- 時間帯によって相場の特徴が異なる
- 取引に向いていない時間帯がある
という事です。
バイナリーオプション取引に向いていない時間
こちらの図は、世界各国の証券取引所のオープンしている時間です。
特に注目してほしいのは、世界では3大市場と言われる東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場です。
夏時間、冬時間とありますが、まず相場がテクニカル通りに動かずに強いトレンドが出来やすいのが、
- 寄り付きと言われるそれぞれの市場が開く時間
- 市場が閉まる前の引けの時間
- 東京の仲値(なかね)が発表される日本時間9:55頃
- ロンドンフィックス:日本時間0時(冬時間は1時)
- ニューヨークオプションカット:日本時間23時(冬時間は0時)
- 大きな指標発表前後(詳細はこちらの記事をご覧ください)
仲値とは、銀行が対顧客向けの外国通貨取引をする時の基準レートの事。
ロンドンフィックス(ロンドンフィキシング)とは、仲値と同様、為替の基準レート発表。
ニューヨークオプションカットは、通貨オプションの権利行使の最終締め切り時間の事で、このタイミングで大きく通貨の売買される可能性があります。
これらの時間をまず避ける事を推奨します。
主に荒れやすいのが、日本時間8:00~10:00、15:00~19:00、22:00~1:00なのでここでのトレードを避けているトレーダーは多いです。
この他に、以下の記事で紹介している羊飼いのブログで出てくる指標をチェックして前後のトレードを外すということですね。
比較的穏やかな時間帯※日本時間
①10:00~15:00 (日本時間)
②19:00~22:00 (ヨーロッパ時間)
③1:00~5:00 (ニューヨーク時間)
この3つの時間帯でも、日本時間で夜にあたるヨーロッパ時間、ニューヨーク時間と日本時間はボラティリティ(値段の動き)が変わってきます。
昼ばかりトレードをしている人は、夜の相場状況を見て戸惑う事もあります。
いずれかの時間帯で固定してトレードをするというのは、相場の特徴を抑える事にもつながるのでまずはおすすめです。
トレードする金額を固定する
バイナリーオプションのトレードでは、ある程度のトレード回数における勝率のバランスが大切になってきます。
トレードする金額をこまめに操作することで、欲望や雑念が入ってしまう事と、一回の勝ち負けに対してのリスク・リターンのバランスにばらつきが出てしまう事があります。
人間ですから、どうしても大きい金額でのトレードのところには気持ちが入ってしまいますし、逆に小さい金額にしたところでは雑なトレードになってしまいがちです。
大きく張ったところで勝って、小さく張ったところで負ければ、リターンを考えるともちろん嬉しいことなのですが、これをやってしまうとマネーゲームになってしまい、どんどん一回のトレード金額を高くしてしまう傾向があります。
こういった精神的なムラを抑える為にも、トレード金額は充分な余裕を持った金額、資金の2%未満を目安に固定するようにしましょう。
攻めすぎてはいけません。自分を責める原因になってしまいます。
トレードする満期時間を固定する
これも最初のうちは色々と変えてみたくなります。
- 3分にしていれば勝ってたのに…
- 10分にしておけばよかった…
バイナリーオプションをしていると、このように感じた時は誰もが1度はあるはずです。
バイナリーオプションはどうしても短時間で勝負がついてしまう事。
0.1pipsの差で利益と損失の明暗が分かれてしまう事から、満期時間の設定を色々と変えてみたくなります。
確かにこれで、一時的にうまくいったりするかもしれません。
ただ、継続していってもなぜ勝てているのかよくわからない。
最終的にはなぜ負けているのかわからない。
時間とお金を失っているという結果になりかねません。
まずは、自分の決めた時間で頑張ってみるというスタイルを身に着けることをおすすめします。
トレードするルールを固定する
これは、判断材料のルールです。
1つに固定しなくてもいいのですが、明確な基準を作って繰り返す事を意識しましょう。
世の中には、ツールと呼ばれるものやカスタムインジケーターも多数出ています。
実際、勝率が高いツールやノウハウを持っているのであれば、それをしっかり使いこなす。
もしくは、自分で決めたルール通りにエントリーを繰り返すというのが正攻法です。
相場の状況は日によって変わりますし、今日は10連勝した手法が明日には10連敗するという事もあります。
ただ、バイナリーオプションは55%以上の勝率を出せば負けないというところがあります。
一定のルールで、トレードを繰り返すことを強く意識してトレードの結果を残しましょう。
少なくとも1か月同じルールで繰り返す、などをすることでそのトレード手法がいいのか。見えてくるものはあります。
こちらで紹介している収支分析表等で、ご自身のトレードを定期的に振り返って少しずつ成長していくことを意識すると徐々に損益は安定してくると思います。
今日紹介した4つの基本、試してみてください。
どれも簡単そうなんだけど、なかなか難しいよ…。
そうだね。衝動的にトレードをしたくなる部分をどれだけ抑えられるか。それがバイナリーオプションで利益を出す為に必要な事だよ。僕も意識していかないと。