ビットコイン復活の兆し!?SUICAとディーカレット

ジロージロー

茜ちゃんはビットコインって持ってる?


あかねあかね

私は持ってないんだよ。去年の暴落はニュースになってたしちょっと怖いなって。ジローさんは?


ジロージロー

僕は少しだけ持ってるよ。しばらく持ち続けてみようと思ってる。今日はその仮想通貨について。下落トレンドが続いていたけど、春になって状況が多少良くなってきたように見えるから、そのあたりについて紹介していこう。

仮想通貨について。バイナリーオプションやFXをしている人は多少は興味を持ったり、実際に買った事がある人もいるのではないでしょうか。

有名なものでいうと、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ネム(XEM)、リスク(LSK)、ビットコインキャッシュ(BCH)などがありますね。

私もそれぞれ少しではありますが保有していますし、今後の世界での金融革命において仮想通貨やブロックチェーンの技術が深く使われてくるのではないかと思い、ひそかに応援し続けています。

日本の仮想通貨(ビットコイン)ブームとバブル崩壊

2017年の仮想通貨バブルは皆さんの記憶にも新しく、テレビCMでも仮想通貨取引業者を見かけるようになり、投資をしたことがない人から子供やおじいちゃん・おばあちゃんまで幅広く認知されることになりました。

本人の仮想通貨ブームは世界でもかなり大きな割合を占めていて、2018年時点では日本が世界一の仮想通貨保有率である11%と判明しています。

 

日本が世界一の仮想通貨保有率Coincheckホームページより出典:https://coincheck.com/ja/article/130

ただし、Coincheckからのネム(XEM)流出を大きなきっかけとして、急激に上がったバブルは一気に収束し、1年以上価格を下げ続けることに。

一時期1BTC=240万円ほどまで上昇していたビットコインに関してはもっとも下がった際は約36万円。流出したネムに至っては、最高値240円に対して、コインチェックに上場した際の価格である約4円を割って、3.6円ほどまで値を下げていました。

どの仮想通貨も根拠なく買ったら上がるものと思われていた事。投資初心者の人がイナゴタワーのごとく一気に購入し、その後の暴落に耐えられなかった事からこういった状況になってしまったのではないでしょうか。

まだ実体経済と深くつながっておらず、法整備も整っていない状況で高騰をしてしまった事も要因の1つだと思います。

チューリップバブルやITバブル同様、実体がなく夢が見れる人が続出し、まさにバブルとなったこの仮想通貨。

仮想通貨で大きな損失を出したという話も多く聞きますが、これから先どういった使われ方をしてくるのか。

それによって今後の仮想通貨の価値は変わってくると思っています。

ディーカレットとSuicaで流れが変わる?

こちらは日経新聞やLINEニュース、yahooニュースなどにも取り上げられていたものですでにご存知の方もいるでしょう。

どういった内容かというと、

2019年6月から順次Suicaを含む複数の電子マネーに仮想通貨でチャージできる国内初のサービスを検討中!

というもの。

Suicaは現在日本で最も利用されている電子マネーであり、延7500万枚発行、大手コンビニなど約58万店で利用されているサービスです。

2018年、仮想通貨は下火ではあったものの、LINEPay、PayPayなどの普及もあり、電子マネーは強く日本国内で存在感を表している状況だと言えます。

仮想通貨に先行投資した方々は、仮想通貨がそういった役割になると思っていた部分があったのは事実ですが、普及すればするほど税金やセキュリティ問題など壁が見えた2018年でした。

ただし、仮想通貨が電子マネーのバックヤードとして実用化に進んだというのは大きな進歩だと思います。

しかも、今回のこのプロジェクトを主導しているのは、「ディーカレット」。

すでに金融庁から仮想通貨交換業者として認定されているのですが、2019年4月時点での国内19社の仮想通貨交換業者の中でも最大となる資本金である52.3億円。

こちらはTwitterでもつぶやかれていますが、あの利用者No.1だったコインチェックは資本金1億円。

このディーカレットの筆頭株主はIIJ(インターネットイニシアティブ)という会社です。IIJ自体東証一部上場の電気通信事業者なのですが、インターネット関連の先駆者的存在の会社で、官公庁、大企業、大規模サイトなどを抱える会社。

日本のインフラを支えている会社です。すでに既存の金融関連のシステムも抑えていると言われています。

このIIJ以外の株主も、

ディーカレットの株主

「野村ホールディングス」「伊藤忠商事」「東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)」「株式会社QTnet」「株式会社ビックカメラ」 「株式会社ケイ・オプティコム(mineo)」「三井住友海上火災保険株式会社」「株式会社三井住友銀行」「SOMPOホールディングス」「第一生命保険株式会社」「三井不動産株式会社」「株式会社大和証券」「株式会社三菱東京UFJ銀行」「東京海上日動火災保険株式会社」「伊藤忠テクノソリューションズ株式会社」「日本生命保険相互会社」「株式会社電通」「ヤマトホールディングス株式会社」

と日本を代表する各方面の大企業ばかり。今までの仮想通貨取引所の中でもバックボーンが明らかに違います。
SuicaのJR東日本も入っています。

ディーカレットがどのような会社でどういったことを現時点で考えているのか。

2つのステージに分けて想定をしているとのことです。

(ステージ1)仮想通貨取引と仮想通貨の既存サービスへの交換
(ステージ2)デジタル通貨への拡大、プラットフォームを介した交換

詳細については、こちらの「ディーカレット時田社長に聞く「デジタル通貨は、儲け話ではなく生き方の話」の世界観」

の記事がとてもわかりやすいので見てみてください。

このプロジェクトがかなり大きいものであることがわかりますし、現時点の日本を支えている金融や通信などを占めている本流のチームであるという想像が付きます。

そういう意味でいうと、キャズム理論でいうところの初期市場である「イノベーター」・「アーリーアダプター」の先のキャズムを超えた、メインストリーム市場へという流れが見えてきているとも言えそうです。

仮想通貨ビットコインはキャズム理論でいうとメインストリームへ

ビジネスのためのWeb活用術。から出典:https://swingroot.com/chasm/

これがビットコインを含めた仮想通貨の価格の高騰に直接つながるかというと正直なんとも言えませんが、少なくとも仮想通貨やブロックチェーンがより実用化されて来るのではないかと私は考えています。

日本は2020年にオリンピック、2025年に大阪万博を控え、今後も海外からの外国人、インバウンド特需を考えているはずです。

中国をはじめとして、仮想通貨を扱っている外国人もいる事、垣根を減らして最先端の技術を披露するという意味では持ってこいの状況です。

仮想通貨のいいところは海外との送金などの問題を簡単に解決してくれるところ。

今後も目が離せないですね!

ディーカレットでは、開業記念キャンペーンとして2019年6月30日までに口座開設をすることで5500円相当のビットコインプレゼントをしています。

ディーカレットキャンペーンページはこちら:https://www.decurret.com/ディーカレット開業キャンペーン

 

スマートフォンでもLINEのような対話形式で口座開設可能でした。Suicaとのサービスにおいておそらくはこのディーカレット経由になるでしょうし、登録しておいて損はなさそうです。

楽天ウォレット、TAOTAO(タオタオ)も参入!

ディーカレットとSuicaのニュースでやや霞んでいるところがありますが、楽天率いる楽天ウォレット、yahoo!率いるTAOTAO(タオタオ)も参入!

楽天グループの連結子会社が運営する新たな暗号資産取引所「楽天ウォレット」は、6月に取引サービスを開始すると発表。なお、新規口座開設の無料申込受付は、「4月15日」より開始とのことです。元々は楽天グループ内で「みんなのビットコイン」として取引所運営されていたところが商号を変更したかたちですね。

楽天ウォレット

Yahoo!が率いるTAOTAO(タオタオ)は取引開始は5月中旬から。

こちらもかなり大きなキャッシュバックキャンペーンがあります。

TAOTAO(タオタオ)2週類のキャンペーン

①事前登録キャンペーン
3月25日~4月17日の間に事前登録をすませるともれなく1000円が受け取れる
②取引キャンペーン
7月1日までに取引金額が25万円以上に達したユーザーの中から抽選で、500名に10000円が当たる!

こちらも利用できるといいですね。

TAOTAOのページはこちら:https://taotao-ex.com/TAOTAOキャンペーンとトップページ

 

ディーカレット発表後のビットコインのチャートは?

ディーカレットとSuicaのニュースだけではなく、様々ないいニュースもあってではありますが、今のBTC/JPYのチャートはこのようになっています。

しばらく続いていたBTCの下落トレンドMT4BTCのチャート

こちらは週足のチャートです。

上値は赤い右肩下がりのトレンドラインに押し付けられ、黄色い抵抗体で支えられていた展開から、黄色の抵抗体を抜けて30万円代まで下落をしていたビットコイン。

そこから、赤い右肩下がりのトレンドラインを今回超えてきたところです。

現在は黄色の抵抗体である60万円~64万円付近のところで止められています。

ここの抵抗を上に抜けることができれば、1年以上続いていた下落トレンドも終わりに向かう可能性があるように見えますね。

今後、色々と実サービスに結びついてきそうな仮想通貨。

少額でも投資しておくことで何かしらメリットがあるかもしれません。私個人的には、XRP(リップル)、NEM(ネム)、ETH(イーサリアム)、BTC(ビットコイン)あたりは色々と使われてくるのではないかと思っています。

どうやらFacebookなど私たちになじみの深いSNSも仮想通貨の開発をしているようで6月には発表という噂もあります。

今後、実際どう世界が変わってくるのか。楽しみですね。

あかねあかね

仮想通貨ってなんだかわくわくするね!最近私もLINEPayを使ってみてるけど、キャッシュレスが進んできてるなって実感はある。


ジロージロー

そうだね、まだ現金での売買が主流の日本ではあるけど、中国を始め海外ではキャッシュレス化がかなり進んでいるんだ。日本も今後どんどん変わってくると思う。いいテクノロジーはどんどん活用していきたいね!