今日はサラリーマンに適している投資について僕なりの考えを紹介するよ。
わかりました。投資って色々な種類があるけど、実際に何からやっていいのか。ジローさんから教わらなかったら全然わからなかった。
今日は「サラリーマンに適している投資」について考えてみました。
投資に興味はあるけれども、何をやってみればいいかわからない。投資初心者の時は不安がたくさんありますね。
投資には、このブログで紹介しているバイナリーオプションやFXだけでなく、株、先物・信用取引、仮想通貨、外貨預金、不動産、先物取引など、色々あります。先日報道された年金問題等を見て、貯金だけでは将来の備えとして不安だなと思っている人も多いでしょう。
- サラリーマンをしながら、投資をしたいが何をやればいいか迷っている方
- 自分の資金状態だとどういった種類の投資をすればいいのかわからない方
- 投資初心者で、どんな投資があるのかを知りたい方
一度、どういった「投資」があるのかを知って、その中で選択をしてみるのがいいのではないでしょうか。最低限の知識を知っておくことで、投資初心者でもどの投資をするのが自分に合っているのかを判断する材料になると思います。
※あくまでも主観的な部分が入っていますので、参考材料の一つとしてとらえてください。
投資はリスクとリターンのバランス。あなたが望んでいるのはどういったスタイルか
サラリーマンをしている中で、本業をしながら投資をするのは簡単ではありません。お金にお金を稼がせたい、というのは多くの人が考えること。
投資を始める上で、初心者が投資をする上で最初に考えていきたいのは「自分のスタイル」について。投資自体に預け入れた自分自身の資金が減ってしまうというリスクはどういった投資をするにしても存在します。※保険など、元本が割れない投資証券についても、途中解約をしてしまうと元本が割れてしまう為、長期間に渡って動かすことができないという流動性が失われるリスクがあります。
まず、自分が目指しているのは、
- 投資を貯金的な位置づけとして、安定的に資産を増やしていきたいのか(保守的投資)
- スキルとして技術を身につけて、多少のリスクを持ってでも資産を増やす割合を高めたいのか(攻撃的投資)
のどちらなのか。あるいは中間なのかを把握する。という事です。
前者の「保守的な投資」の場合、本業の収入の補助としてあくまでも貯金のようなスタイルで数十年先を見据えて動いていく。
後者の「攻撃的な投資」の場合、自らのスキルを磨く。あるいは能動的に取引を繰り返すという事で資金を増やしていく。
それぞれのスタイルに、長所と短所があります。ただ、現時点で日本は超低金利状態が続いていて、今後の見通しとしても金利が高まっていくという事は考えづらいでしょう。
その中で、それぞれの性質を知って投資判断をするという事で先々の自分の資産を守っていくことに繋がっていくと思います。
貯金のように安定して資産を増やしていく保守的投資
サラリーマンとして、現在の環境をなかなか変えることが難しい。すでにそれなりに貯蓄もあるので、大きなリスクを取らずに銀行に預けていくよりも利益が見込める投資をしたい。本業に全力を注ぎたい。資産を失うのが怖い。
こういった投資初心者サラリーマンの方は、まず保守的な投資から始めてみるのがいいかもしれません。
個人的に有効だと考えているのは以下のいずれかです。
「会社の財形貯蓄」
財形貯蓄は働いている会社の制度によって変わってきます。預け入れる先は銀行になりますので、運用益という意味では見込めませんが、大きなメリットといえるのは給与天引で貯蓄されること。貯蓄時に5%など一定の割合で会社が上乗せをしてくれることです。
一般財形や住宅財形など、条件などが多少異なりますが、この福利厚生が整っている場合は利用することで安定的に「貯蓄」は増えていくでしょう。
「持ち株会制度やストックオプション」
持ち株会制度やストックオプションも会社が福利厚生として準備しているかどうかによって変わってきます。こちらは、自分の会社の株式を保有するような流れになりますので、自社の株価によって当然ですが資産は増減します。ただし、財形貯蓄と同様の大きなメリットは、給与天引で貯蓄されること。購入時に通常の株式を購入する場合と異なって、少ない金額で多くの株式を購入することができるということです。
何よりも仕事を一生懸命にすることにより、会社の株価が上がる可能性がもちろんありますから、日々の仕事のモチベーションUPにも繋がります。売却時に制約がある場合があるようですから、そこは利用規約などを確認するといいでしょう。
「証券会社の投資信託を利用したETFの定期購入」
自分自身で何かしら選択をして投資をしたいが、トレードをする時間や勉強する時間が取れそうにない。そういった場合は、証券会社が準備している投資信託を利用するのがいいでしょう。様々な商品がありますが、日経平均連動型のETFがおすすめです。
ETFはExchange Traded Fundの略で、「上場投資信託」の事。「日経平均(日経225)」というフレーズを何となく耳にしたことがある方もいるかもしれません。ニュースなどでも耳にするこの日経平均(日経225)というのは、東証1部上場している2000社を超える会社の中から、日本経済新聞社が225社を優良企業として選定したもので、日本全体の株価状況を表す指標で有名です。
言ってしまえば日本代表に対して投資をするイメージになりますので、個別銘柄に投資する場合と比べて安定感が増します。この日経平均連動型以外にも、「REIT(不動産投資信託)」や「コモディティ(金、銀、プラチナ、原油、穀物)先物」、「S&P500(アメリカ主要株)などの外国株式」「新興国株式や債券」など、様々なテーマがあります。
「WealthNavi(ウェルスナビ)」
ノーベル賞受賞者が提唱した理論などに基づいて、世界の富裕層や機関投資家が利用する資産運用アルゴリズムを提供しているというWealthNavi(ウェルスナビ)。
SBI証券やANA(全日空)、JAL(日本航空)、ソニー銀行、イオン銀行、じぶん銀行、東急カードなど誰もが知っている様々な金融機関と連携していること、高度な知識や手間がない中、自動で国際分散投資ができるというのが魅力で、最近利用者が急増しているようです。スマホアプリで視覚的に今の状況が簡単に見れるだけでなく、金屋不動産、債券や株など、リスク許容度によって最適なポートフォリオ(分散投資)を組んでくれるというものです。
投資初心者サラリーマンが意識するといいのは「定額を積み立てる」こと
財形貯蓄については、投資というよりは貯蓄ですが、ここで紹介したなかで最も重要なのは、「定額を積み立てる」という事です。
定額を積み立てる事による大きなメリットは2つ。
- 給与天引、または銀行から定期的に引き落としをして自動で購入することによって消費をする前に投資に資金を回せること
- 定額で購入し続ける「ドルコスト平均法」によって、長期的に大幅損失等を避けることができること
があげられます。
この、ドルコスト平均法というのは積み立てて投資をする中でとても有効と言われている投資の考え方の1つです。
「ドルコスト平均法=定期的・継続的に同じ金額で同じ金融商品を購入し続ける」ことによって、相場の変動に関わらず購入価格を平準化することができます。価格が高騰している状況であれば少量しか買えませんが、価格が下落している時は多く証券を購入することができるので、ドルコスト平均法は結果的に長期的にみると大幅な損失を回避できるようになります。安定するということです。
「積み立て保険」などは元本保証のものが多く、保険のお姉さんからおすすめされることが多いと思います。グラフなどを見ると魅力的に感じるかもしれません。
商品によって変わってくるようですが、実際に手元に必要になった時に自由に引き出すことができない(引き出すことはできるが、元本保証の特典が失われるなどのペナルティが発生する場合がある)のが大きなデメリットです。
積み立て型保険も自動で貯蓄できるというのはメリットなので、すべての可処分所得を使い切ってしまう事に比べるともちろんいいのですが、「投資」として考えると資金を動かしづらいところがあるので個人的にはあまりお勧めできません。
スキルとして技術を身につけて、リスクを選好して資産を増やす攻撃的投資
サラリーマンでの給与所得だけでなく、自分で分析をしたりスキルを身に付けて将来的に投資での資産を大きく増やしたい。収入が少なく投資に回せる資金が少ない為、リスクを取ってでも資金を増やしていきたい。比較的、投資に時間をとることができる。
こういった投資初心者サラリーマンの方は、攻撃的な投資を選択するのも1つです。「投機」と言われるものが多く保守的投資と比べて、少ない資金で開始することができ、大きな利益を出すことも可能です。半面、リスクを取り過ぎると投資資金を失いやすい特徴があるので、資金管理を気を付ける必要があります。
ハイリスク、ハイリターンと言われているこの攻撃的投資の中で、個人的に有効だと考えているのは以下投資です。
「FXのEA(自動売買)利用」
FXのEA(自動売買)は最近利用している方も増えてきています。ロジックに沿って自動でトレードをしてくれるところもあり、なかなか安定的に時間をとることができないサラリーマンでも、FXのルールやトレードの操作方法を学んでいく意味でも、EAを動かしつつ基本的な知識を蓄えながらその後の裁量トレードに繋げていく。そういった選択が可能です。
大きなメリットは、ロジックに沿って一貫してトレードを行ってくれること。その中で、まずは資金管理について学ぶことができる事でしょう。時間がなかなかない方でも開始できるのもメリットです。
資金にある程度余裕がある方は、国内のFX会社を利用することで低スプレッドでのトレードも実現可能。資金にあまり余裕がない方でも、高レバレッジが実現可能な海外FX会社を利用することで初心者でもリスクを限定してトレードをすることができます。海外のFX会社を利用する場合は、信頼性の高い会社を利用することをお勧めします。
「バイナリーオプション」
私自身が投資を勉強するきっかけになったのが、このバイナリーオプションです。日本で人気なのはハイローオーストラリアやザオプションなど、海外のバイナリーオプション会社を利用してトレードをするもの。
バイナリーオプションに関しての詳細は、バイナリーオプションとは?初心者の為の7つのステップを読んでいただきたいですが、魅力的なところはトレードスキルを身に付けることができた時にWebがあれば、どこでもトレードができること。そして、FXや株式・先物などチャートを扱う投資の基礎を学べること。リスクを限定して少額で開始できるということです。
ただし簡単に始められる反面、初心者にはギャンブル的なトレードに陥りやすい側面もあるので注意が必要です。※日本国内FX会社が提供するバイナリーオプションはルールが異なり難易度が高いので、バイナリーオプションをするのであれば海外の会社が取り組みやすいと思います。
持ち株会制度やストックオプションも会社が福利厚生として準備しているかどうかによって変わってきます。こちらは、自分の会社の株式を保有するような流れになりますので、自社の株価によって当然ですが資産は増減します。ただし、財形貯蓄と同様の大きなメリットは、給与天引で貯蓄されること。購入時に通常の株式を購入する場合と異なって、少ない金額で多くの株式を購入することができるということです。
「FXの裁量トレード」
FXは外貨売買金融商品の事で、裁量トレードは自分で分析をしてトレードをするということです。世界中の為替市場のトレード金額の総額は年間で4000兆円を超えていると言われるとても大きな市場です。この外国為替市場がなくなることは考えられないので、FXで安定的に利益を出すことができれば、そのメリットは大きいでしょう。基本的に「両替」をして差額を儲ける仕組みなので、スキャルピングやデイトレードと呼ばれる短期トレードからスウィングトレード、長期保有までトレードスタイルの選択肢も多いです。
反面、トレードの自由度が高まる難易度が上がります。レバレッジの感覚(資金管理)や相場の分析能力、トレード操作など様々なスキルが必要になるのと、FXの裁量トレードも初心者はギャンブル的なトレードをしてしまいがちですので注意しましょう。
少額で大きな結果を出したい場合は、大きなレバレッジを利用できる海外のFX会社を選択することで実現は可能です。国内のFX会社はそれなりの資金がないとさらに難易度が上がるといえます。
「暗号資産(仮想通貨)現物保有」
暗号資産(仮想通貨)に関しては、大きなボラティリティ(価格変動率)がありつつ、昨今注目されています。短期のトレードについては、スプレッド(取引手数料のようなもの)が大きく難易度は高いでしょう。
ただ、長期保有として気に入った通貨に対してドルコスト平均法などで積み立て投資を行う。などは将来的な価格上昇を見込めると考えています。大きなメリットは、株式などと比べて想像できないような5倍・10倍価格上昇があり得るということ。保有だけであれば、時間がない人でも参加できます。
BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、XRP(リップル)、BCH(ビットコインキャッシュ)などメジャーな通貨は実利用もされてきていることがあり人気です。100倍など、大きな価格変動による利益を求める場合ICOやIEOなどの新規公開暗号通貨(仮想通貨)のほうが期待ができる反面、大幅に価格を落としたりなくなってしまうというリスクも増加しますので注意が必要です。
既にバブルがはじけたという声もあれば、現在はいったんの調整という見方もありますが、新たなテクノロジーを学びながら投資できるという意味で楽しみはあるといえます。
投資初心者サラリーマンはまず資金管理とメンタル管理を意識すること
ここで紹介した攻撃型投資を選択した場合、投資初心者のサラリーマンが最も重視すべきことは、「資金管理」と「メンタル管理」です。
攻撃的投資は、少ない投資金額でも大きな利益・リターンを得ることができるのは大きな魅力。しかし、その反面簡単に資金を失ってしまう恐れもあります。
投資を始めようと考えている初心者サラリーマンの皆さんは、自分の資産・お金を増やしたくて始める人が大半のはずです。ですが、この攻撃的投資を選択する場合は、最初は欲張らずに「資金管理」と「メンタル管理」を意識して、資金をすべて失ってしまう(相場から退場してしまう)ことをまず意識して取り組む事をお勧めします。
私自身何度か投資資金を失った経験がありますが、欲望に任せてトレードをし資金管理をないがしろにするとよくない結果になってしまいますので注意しましょう。
サラリーマンに適している投資とはなんなのか【投資初心者向け】 まとめ
「サラリーマン」とひとくくりにしてしまいましたが、色々な思いを持って投資をしようと考えるかと思います。
まずは、自分自身が投資でどのようになっていくことを望んでいるのかを明確にし、自分の目標に合った投資を選択することが大事です。
- 投資を貯金的な位置づけとして、安定的に資産を増やしていきたいのか(保守的投資)
- スキルとして技術を身につけて、多少のリスクを持ってでも資産を増やす割合を高めたいのか(攻撃的投資)
自分自身がどちらを求めているのか。
あまり考えたことがない投資初心者の方は一度考えてみることをおすすめします。保守的投資、攻撃的投資、どちらを選択するにしてもリターンと引き換えに何かしらのリスクが発生します。
ご自身の方向性に沿って、取り組む投資に関しての理解度や経験値を高めていくことが、将来的に投資で利益に繋がると考えて私自身も日々投資と向き合っています。
投資初心者の方は「一度自分を客観的に見て」色々な選択肢があるという事の参考にしていただければなによりです。
長くなってしまったけど、自分自身がどうしていきたいのか。自分の環境と目標に合わせた投資を選択して、選んでいきたいね。
わかりました。海外の会社を使うメリットは少ない資金で始められるっていうところなんだね。